2010年11月15日

Google日本語入力のアップデート

Google日本語入力のベータ版が0.13.521.0にアップデートされました。今回のアップデートではやまぶきややまぶきRにいくつか影響が出ているので、それについて書きます。


・アクセスに使うAPIの種類

 IMEへのアクセスに使うAPIの種類が、TSFからIMMへ変更になりました。XPでの使用を考慮しての変更でしょう。XPの詳細なテキストサービスには色々と問題がありますから。
 この仕様変更に対しては、「動作モード」タブの「IMEへのアクセスに使うAPIの種類」を「IMM」にするようにしてください。それで大丈夫です。やまぶきでもやまぶきRでも同じです。


・かなロック

 かなロックの状態が一切変更できなくなりました。かなロック周りには挙動不審な点が多々ありましたが、かなロック自体を無効化することで強引に解決を図った、という印象です。
 この仕様変更により、かな入力モード中にやまぶきで英数文字を入力することができなくなりました。英数文字を出す瞬間だけIMEの変換モードの方を変えるという方法はあるのですが、それをするとATOKに対して打ったときにフリーズしたりするので採用できません。
 一番無難な対処法は、やまぶきRを使うことでしょうか。やまぶきRで問題無いなら、それが一番簡単だと思います。


・文字直接入力

 文字直接入力が無効化されるようになりました。
 これについては打つ手無しです。無効化されてしまうものはどうしようもありません。やまぶき、やまぶきR、共に駄目です。


今回のアップデートに対しては、完全な対応はできませんでした。「アクセスに使うAPIの種類」と「かなロック」の仕様変更に対してはなんとか対応できますが、文字直接入力が無効化されてしまうのはどうしようもないです。
やまぶきとしましては、とりあえずこんなところです。
posted by yama at 21:51| Comment(1) | TrackBack(0) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする